四柱推命事典

己卯(つちのとう)日柱

沃土が卯に座す

日干
己(つちのと) · 土(ど)
日支
卯(う) · 木(もく)
納音
城頭土
十二運
気が休む席。感受性と共感が深い。
蔵干
甲(きのえ) 正官(せいかん) · 乙(きのと) 偏官(へんかん)

性格

日干の己は沃土のエネルギーを持ち、包容力があり実利を重んじます。日支の卯は穏やかで繊細です。日支が日干を極(剋)するためプレッシャーを感じやすいですが、耐え抜く力が器を大きくします。

配偶者の宮

配偶者に圧倒されやすいため、自分の意見を主張するバランスが必要です。日支の卯は配偶者宮であり、穏やかで繊細な配偶者像を暗示しています。

長所

十二運星では病に該当し、感受性が豊かで共感力が高いため、人の心をよく読み取ります。

注意点

推進力が弱まる時があるため、自分自身を奮い立たせなさい。

仕事とお金

己卯日柱は、春の草(卯)が芽吹く肥えた畑の姿で、人や仕事を育てる細やかな手つきが仕事での強みになります。日支には正官と偏官だけが蔵されており、組織の中で基準を守り、任された分を誠実にこなすタイプです。教育、人事、看護、福祉、サービス企画など、人を世話し管理する分野とよく合います。十二運の病の繊細さは、顧客や同僚の不調にいち早く気づく感覚として生きます。財は大きく稼ぐより堅実にためる型で、頼まれると断れず時間やお金を分け与えて自分の取り分を逃さないよう、線引きを決めておくとよいでしょう。

恋愛と人間関係

己卯日柱の恋は、相手のささいな変化に気づく細やかさから始まります。十二運の病がもたらす共感力で、口にしない気分まで先に読み取って合わせるため、一緒にいると落ち着くとよく言われます。友人の間でも聞き役を引き受けがちですが、偏官が本気なので、相手の強い要求や無理な頼みに引きずられやすいのが摩擦の根になります。いい人でいようとして内心疲れることを繰り返さないよう、できることとできないことをはっきり伝える練習が、かえって関係を健やかにします。

運の活かし方

畑は休む季節があってこそ再び肥えるので、己卯日柱が運を生かす第一歩は、回復の時間を予定に組み込むことです。十二運の病は繊細な感覚が長所である分、エネルギーがすり減りやすいので、多くの人に会った日の後には一人で整理する時間を確保しましょう。官星が二重にある構造のため、他人の基準に合わせて自分の判断を後回しにしがちです。一日に一つは自分で決めた基準で選ぶ習慣が自信を育てます。納音の城頭土のように、境界を守る力こそがこの日柱の品格です。

日干己(つちのと)について

万物を育み包み込む母性のエネルギー。謙虚で堅実ですが、本心を明かさないため、内に悩みを抱えがちです。

日干己(つちのと)について

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