四柱推命事典

乙丑(きのとうし)日柱

蔓草と草花が丑に座す

日干
乙(きのと) · 木(もく)
日支
丑(うし) · 土(ど)
納音
海中金
十二運
頂点を過ぎた円熟と老練。
蔵干
癸(みずのと) 偏印(へんいん) · 辛(かのと) 偏官(へんかん) · 己(つちのと) 偏財(へんざい)

性格

日干の乙は蔓草や草花の気であり、柔軟で親しみやすいです。日支の丑は耐え忍び蓄積します。日干が日支を剋するため主導権を握りますが、配偶者宮を抑えつけないよう配慮が必要です。

配偶者の宮

配偶者をリードしようとする傾向が強いため、待ってあげる思いやりが必要です。日支の丑は配偶者宮であり、耐え忍び蓄積する配偶者像を暗示しています。

長所

十二運星では「衰」に該当し、老練で円熟しており、無理をしない知恵を持っています。

注意点

流れに乗りつつも、焦りをコントロールしなさい。

仕事とお金

乙丑日柱の人は、冬の凍った土に根を張る草花のように、条件が恵まれなくても粘り強く居場所を築いていく力を持っています。日支の本気が偏財で、しかも丑は財の庫とされるため、金銭感覚が現実的で、少しずつ蓄えるのが得意です。経理、流通、不動産、食品・農業、資産管理など、積み上げていく仕事と相性が良いでしょう。蔵干の偏官は責任や重圧のある立場にも耐えさせますが、抱え込みすぎると消耗が大きいので、担当範囲をはっきりさせるのが得策です。

恋愛と人間関係

乙丑日柱の恋は派手さよりも、静かに染み込んでいくタイプです。蔓が支柱に絡むように、親しくなった相手には誠実に尽くし、相手の必要にいち早く気づきます。十二運の衰らしく感情表現が穏やかで、本音を見せるのが遅いため、相手が物足りなさを感じることもあります。友人の中では頼れるまとめ役ですが、偏財の損得勘定が表に出すぎると誤解を招きかねません。感謝や好意をこまめに言葉にすることが、関係の潤滑油になります。派手さはなくても長くそばに残る人、それが乙丑日柱の持つ関係の力です。

運の活かし方

乙丑日柱が運を生かすには、冷たい大地を温める環境を自分でつくることが大切です。丑は真冬の湿った土なので気がこもりやすく、日の光を浴びる散歩や明るい人との交流が助けになります。衰の円熟味はスピードより継続で輝くため、小さな積立や日々の記録を長く続ける習慣がよく合います。蔵干の偏印がもたらす独特の直感も捨てずに、趣味や学びとして育てておけば、思わぬ財産になるでしょう。寒い土地にも春は巡ってくるので、急がない姿勢そのものが大きな財産になります。

日干乙(きのと)について

しなやかで柔軟な生命力。環境への適応が早く協調性に優れますが、依存心や優柔不断さが影を落とすことがあります。

日干乙(きのと)について

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